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■400年周期における21世紀の役割
日本という国は400年を1周期としてその社会システムを大きく様変わりさせてきた国です。鎌倉幕府が作られた
のが西暦1200年、そしてその400年後の西暦1600年に江戸幕府が作られました。現在我々が暮らす西暦2000年の現代
は江戸幕府創設からちょうど400年未来の社会です。このように日本という国は400年を一周期として社会のシステム
を構築していくという性質を持った国なのです。ですから、私たちの国日本では、社会システムの誕生から300年を
すぎたあたりから、次第に社会の中にそのシステムの疲労が徐々に見え隠れしてくるという歴史を持った国なのです。
西暦1100年の平家と源氏の混乱、西暦1500年代の織田信長や豊臣秀吉といった武将が争った戦国時代。これらの時代の
喧騒は皆、次の時代の400年を耐えうる新しい社会システムを構築しようとその時代に生きる人々が必死になって行動
した結果だったのです。1900年代末の急速な日本社会の停滞と混乱もまさに、次の400年への転換を我々日本人
に告げる大きな合図なのです。そう、日本社会の400年での時代転換サイクルを考えると21世紀のわれわれの世代には、
源頼朝が1200年に鎌倉幕府を創設したように、徳川家康が1600年に江戸幕府を作ったように、現代社会に生きる我々
もまた、前代とはまったく異なる原理で動く、400年後の先を見据えた社会を創り上げることが時代から強く求められ
ているのです。
そのためにはまず、何よりも1番初めに今、私たちは、現在の私たち日本人が一体どういった姿
をしているのか、それをしっかりと見つめることを何よりも1番初めにしなくてはいけません。それは私
たち自身の日本人としての柱というか、根本になるものを自覚するという作業です。2000年続いてきた、歴史ある日
本という国に存在する日本人とは一体何者なのか、そして、自分は一体何者なのか、日本人とは何なのか、それを私た
ち日本人自身が知ることなしに、次の新しい400年にわたる新生日本の社会の仕組みを作ることはできません。
次の時代を作るものとして、私たちは、江戸時代から西暦2000年まで続いてきた前社会のシステムをしっかりと見つ
め、次の時代へ持っていくもの、ここに置いていくもの、それらを判断しないといけません。そのためにも今、自分
たちが一体全体どういった姿をしているのか、自分たちは一体何者なのか、それを顧みる作業以外に大切なことはな
いのです。己を知らずして、新しい目標に進むことなど到底不可能です、自分たちの姿をきちんと見つめることが1番
初めにすることなのです。
そして、こうした自己の内面を顧みることができれば、そこで初めて、これから始まる21世紀からの400年の社会が
どういった社会になるのかを想像していくことができるのです。21世紀から続く400年という時代がどういった時代
になるのか、それを真剣に考えていくことができるのです。それは今までとはまったく異なる概念で動く、まったく
新しい社会です。今までの延長線上には決して存在しない社会です。今まで大切にしてきたものを捨てて、次の400年
の未来に賭けるという勇気のいる行動なのです。そのためには、必ず自分が何者なのかを知らないと次の400年という
時代に耐えうる社会の仕組みは築き上げることはできないのです。
我々21世紀に生きる日本人には、歴史的に、目先のことではなく、これからの400年間を通して成立する社会の姿、
それを私たちは創造し、考えていかなくてはならない重要な役割を担っています。己を知り、次の400年という目標
を知るという過程を通して、これから私たちがどんな社会を目指し創り上げていくのか、まさにそのために私は小説
をかきました。この小説を読んで、自分たち自身が今どんな姿をしているかを知り、本当の自分自身の姿をしっかり
と認識し、次の新しい400年に耐えうる社会の仕組みとは一体どういったものなのかをじっくりと考え、感じ取って
もらいたいというのがこの小説の1番大きな主題です。 |
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| 才谷勇蔵の約束 |
|  1、お金を大切に使います |
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| |   以上5点相違ありません |
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