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週刊 才谷勇蔵 『 小説出版奮闘記 』
2003/02/25 #8
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■□プロジェクト134日目□■
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┃パンパカパーン!今週出版のお金が37,306円を突破です! ┃
┃ありがとう。2月の目標は出版資金35,000円の突破でした ┃
┃先週集まったお金は5,230円、2月の目標達成です! ┃
┃今月もありがとうございました。来月もますますがんばります!┃
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★お金を出してくれた方 8名(今週+2名です)
★出版登山達成度 1.865%(+0.261%)
★今週のウェブ順位 −位(統計は7月以降)
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今週の出版達成予定日:2005年12月07日(水)[↑6日]
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ありがとうございます。出版まであと196万2,694円になりました!
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『今日の目次』 ・信じてもらえることの喜び
・前回の続き、小説を書き始める
・今週のお金出費についての報告
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■■■ 信じてもらえることの喜び
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『信じてもらえることの喜び』
今週も、出版のお金を出して下さる方がいました。本当に感謝の気持
ちでいっぱいです。言葉でうまくこの気持ちが伝えきれないのが少し
残念です。駅のホームで逆立ちして喜びたくなるくらいと言えば少し
はその思いが伝えられるかなと思います。
いや、もうただただ不思議な感覚なんです。本の出版がしたいからお
金を出してくれ、わかったという、その呼吸は、親が子どもにおこづ
かいをあげるという感覚に近い気がします。
親の無条件の愛情に近い、そこまで人のことを信じてくれる、その思
いに私はただただうれしいとしか言えないわけです。信じてくれた、
信じてもらえるに値する自分が少し誇らしいです。ただ、今の世の中
、こうした信用の形は本当に少なくなっているというか、ほとんどな
い状況です。
だって、実際無名でどんな小説を書いたかさえわからないどこの馬の
骨ともわからない男が、小説を出して下さい、こんな形で小説を出し
たいんですと言われても、なかなか信じてみようというようなことっ
て現在の世の中では考えにくいことです。
昔なら、それならいっちょやってみたらというような雰囲気が日本に
もあったように思うのです。しかし、豊かになればなるほどなぜか人
を簡単に信じるということができなくなってしまいました。無名の私
なんかが出版したいのですがと言ったとしても、実績がないとか、前
例がないとかという理由でその試みを達成することができません。生
身の人間そのものを、その人の考えや何かで人を信じたり、判断した
りと言うことが豊かな社会になればなるほど難しくなってきているの
です。
だから、そんな中でこの無名の私を、私の思いや情熱で判断し、お金
を出し、信じてくれた人がいると言うことが何よりもありがたいです
。私そのものを信じてくれたことがとてもうれしいのです。
しかし、豊かになるほど、人が信じられなくなるというようなことが
あるのでしょうか。人が信じられないというコストは社会全体でどん
どん高くなっていっています。何か1つのことを決める時に、その要
因を一つ一つ検証しなければならないとすれば、莫大なコストがかか
ります。それは10キロごとに検問の存在する高速道路みたいなもので
しょう。
何かするときにすぐにゴーサインが出せない、迅速に意思決定ができ
ないというのはまさに信じるという人間の持ってい1番大きな力が機
能することができなくなっている状況が現代の社会だといえます。
もちろん、今ここで私が言いたいのは、人を信じましょうとか、人を
信じることが大切ですとかそういったことを言っているのではありま
せん。私は「人を信じること」という人間が持っている力を最大限に
生かさる仕組みを作る必要があるといいたいのです。
だから、私はこの企画で、人を信じるということが生み出す力をでき
るだけ引き出そうと考えました。実際のところ何もない私には、この
信じてもらうという力以外に頼ることができるものなどないのですか
ら。
まず、人を信じることができる仕組みとして1番重要なことは、例え
人を信じたとしても、その信じたことによって、その信じた人が致命
的な損害を被るというような事態にしてはならないということです。
例えば、もし、本を出版するために100万円を出してくれと言われれ
ば、それは、簡単に信じることもできませんからね。もし騙されてい
たなら多大な損害が出てしまいます。だから、たとえ騙されても少し
だけの傷になる量を考えることが必要です。私はだましたりは決して
しませんが、例えだまされても2,000円なら、あいつはむかつく野郎
だですみますしね。100万円ならそうはいきません。
次に大切なことは1番目と似ていますが、適切な大きさを用意すると
言うことです。100万円という額では、これでは、いくら信じるこ
とができたとしても、100万円持っていない人には、その信じたと
いう行為の表現の使用がありません。これでは、力を貸してあげるこ
とが不可能になってしまいます。ですから、信用の大きさを適切な大
きさにするということもとても重要です。
そして、第三は、対話です。自分がどういったことを考えているのか
を相手に伝える仕組みを持つということが必要になります。どういっ
たことを考えていて、だから信用という力を貸して欲しいという説明
ができる仕組みを用意しなくてはなりません。
この他にもたくさんの視点はあるでしょうが、今日はこの3つに焦点
を絞りました。そしてこの3つの視点は今の日本という社会ではどれ
も機能していません。日本は現在、信用という力が使えない状況なの
です。これでは、社会が良くなることはありません。人を疑って、し
かも損害が大きいという状態では誰も新しいことなど使用もありませ
んからね。
そういう訳で、この私の試みを信じて力を貸してくれる人がいるとい
うことは、私にとって、本当に私のことと同時に、私のこと以上にう
れしいことです。人を信じる力という機能に賛同してくれる人がいて
下さるということが何よりうれしいです。
人を信じる仕組みは社会の中できっと作ることができるものだと私は
思っています。それは作れるものです。みなが意識し、人を信じる気
持ちを社会の中で循環させるということが大切だとその社会にいる人
で共有することができれば、信用という力は私たちに大きな力をもた
らしてくれるのです。
だって、お金もない、何もない私が、皆さんの力で小説の出版を実現
させることができるかもしれないのですからね。これこそまさに信用
という力以外の何ものでもありません。人を信じることができ、人に
信じてもらえる、これ以上の生きている喜びは人間にはないはずです
。
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■■■ 小説を書き始める
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『小説を書き始める』
前回までの内容を簡単に説明したらこうだ。
私は、政治家として自己の信念を持ち続けられるために、お金の面で
誰にも頼らないで生きていけるように、自分でお金を稼ぐことにした
。その事業の資金を稼ぐために、そして自分の訴えたいことや考えを
まとめるために、私は小説を書こうと決意した。
今日からは「小説を書き始める」をお伝えしていきたい。
最初に書いた文章は実は、小説ではなかった。私は初め、自分の考え
ていることや将来の日本の形や進んでいくべき方向性、私たち日本人
の21世紀での生き方などについて、一つ一つ考えた評論に近いものを
書きはじめた。どれくらい書いただろうか、原稿用紙で1000枚ほ
どだろうか、それを半年くらいかけて書いた。結構たくさんの文献や
古典的な作品を読んだ上で、日本の将来像を模索していくという作業
は本当に楽しかった。
少し脱線するが、この評論を書き始めた日は今でもよく覚えている。
2001年9月11日、偶然にも私がこの評論を書き始めたその日に、あの
テロ事件が起きた。それはただの偶然だろうが、私の人生の中でもあ
の日がひとつの転機となった。
日本の将来は、果たしてどういったものになるのだろうか。このまま
不況のもと、国力が落ちていき、国は衰退の一途をたどるのか。それ
とも、活力を取り戻し、子どもたちの目が輝く社会になるのか。日本
の将来ははたしてどちらなのだろう?
私はこの時、日本の将来はどっちにも転ぶと思った。今という時はま
さに二つの道をはさんだ分岐点に立っている。今からの行動次第で、
私たちは衰退の道にも、活力の道にもどちらにもいける。あのテロ事
件がおきて、価値観がぶつかり合い、それでもどちらが正しいかの結
論は出ていない。どちらになるのかわからない、その状況を見て、日
本という国も、まさにどちらの道を選ぶかは、これからの行動次第だ
と私は思ったのだ。
それならば、これから、日本が活力の道を胸張って堂々と進むことが
できるようにするために必要となる姿勢、それを私なりに考えること
は大いなる意味がある。21世紀の姿勢、時代に求められること、考え
など、私が思うなりのことを書こうと決意したのである。
この評論を書いている時、私は自分の考えを深めるために古典的名著
をたくさん読んだ。昔からそういう古典的作品が好きだったのだが、
特にこの時期はアダムスミスやシュンペーターといった原始的だが、
物事の本質を定義した、今の社会の基礎の部分の理論を考え出した人
たちの本を意識的に見返したりした。
ある時、とは言っても、それはこの評論の大部分を書き終えた頃だ。
私は、ふと一冊の本を手にとって見ていた。それはルソーの「社会契
約論」という本だった。その本が私の中で無意識下にあったものを掘
り起こす契機となった。
このルソーの社会契約論の中で、ルソーがしきりに力を入れて語って
いる社会形態がある、その名前を民主主義という。日本も民主主義の
国だ。しかし、この二つの民主主義、名前は同じだが、形はまったく
違う。違うというよりも、まったく正反対だと表現したほうが正しい
か。私は戸惑った、これはどういうことか。同じ民主主義なのに、姿
かたちはまったく異なっている。
どっちが本物で、どちらが偽者なのか?この答えを探すことが私にと
って大きな大きなテーマとなった。
ルソーは民主主義の原点を描き出した人物。彼の言っていることが偽
物なら、日本の民主主義は本物と言うことになる。それなら、問題は
ない。話はここで終わる。ただ、逆の場合はどうだろう、彼の言って
いることが本当で、日本の民主主義が偽者なら。これは大変だ。
日本の社会は本当に民主主義の国なのか?お題目や名目で民主主義と
発する行為ではなく、実質的に、本質として日本は民主主義の国なの
か。もし民主主義の国家の体を成していないなら、私がどれだけこれ
からの日本人の姿勢を考えたところで、大前提が崩れていればそれは
何の意味も成さない。
日本は本当に民主主義の国なのか、その答えを私は探すことにした。
今まで書いていた評論、原稿用紙1000枚の「21世紀の姿勢」は残念な
がら、お蔵入りです。いつの日は、日の目を見ることになればいいな
と今は思っています。
次回に続く
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■■■ ●今週のお金出費報告
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━━━━━━━━━━━━━━━━━(2003/02/15〜2003/02/21)━
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様からクリックしていただいたお金を本を出版するためにどんな形で
使ったのか、また、何に使う予定であるのかを毎週報告します。
□先週の出費
・サーバーレンタル代金 1,240円
・ADSL回線使用料 742円
・交通費 690円
□今週出費予定
・サーバーレンタル代金 1,240円
・ADSL回線使用料 742円
・交通費 1,000円
■先週の収支(2003/02/15〜2003/02/21)
集まったお金 5,230円
かかった費用合計 2,672円
収支 2,558円
■2003/02/21までの累積収支 集まったお金 37,306円
かかった費用合計 53,576円
収支 −16,270円
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【本ができるまでの物語】
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