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vol.4 「個人に無理を強いて成り立つ仕組み」 vol.5 へ
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     週刊 才谷勇蔵 『  小説出版奮闘記  』
                                             2003/01/28 #4
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■□プロジェクト106日目□■
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┃決済の関係で今週も、出版のお金は17,951円のままです! ┃
┃がんばるぞ!次の目標は1月中に出版資金20,000円突破。 ┃
┃先週集まったお金は0円、今月あと2,049円がんばります! ┃
┃どうぞ今週も皆様の温かい声援を心からお願い申し上げます。 ┃
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★お金を出してくれた方     3名(今週+1名です)
★今週のウェブ順位       −位(統計は7月以降)
★出版登山達成度       0.897%(+0.000%)

才谷屋トップ     http://www.yuzo.net/
メルマガ一発解除   http://www.yuzo.net/ippatsu.html

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今週の出版達成予定日:2005年12月31日(土)[↓2日]
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ありがとうございます。出版まであと198万2,049円になりました!
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┃     ■□小説出版プロジェクトの活動に参加する□■    ┃
┃   http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/ouendan/index.html   ┃
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『今日の目次』  ・出資者からの温かいメッセージ
         ・個人に無理を強いて成り立つ仕組み
                 ・今週のお金出費についての報告
 
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■■■      出資者からの温かいメッセージ 
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『今週も出版のお金を出して下さいました!』

今週も、先週に引き続き、小説出版の資金を出して下さる方がいまし
た。久さんという学生の方です。メッセージもいただいていますので
、紹介したいと思います。

久さんからのメッセージ--------------------------------------

メルマガには前から申し込んでいたんですが、時間がなくてパソコン
の前にほとんど座れなかったので、ちゃんと読んでいませんでした。
ですがたまたま出資の申し込みをする日に時間がとれて、ゆっくりメ
ルマガを読めたんです。

それで才谷さんのメルマガを読んで、ああ、同感だなぁって思ったこ
と多かったんです。世の中を変えたい、そしてこういう方法でという
才谷さんに共感したんですね。

私も別の形で世の中を変えたいと思っている者なので。

学生だから、そんなにお金があるわけではないんですが、もともとボ
ランティアに毎月寄付してますし、自分が納得できる形にお金が使わ
れていくならば、食費とかを削ってでもみんなで幸せになりたいなと
。

自分が生まれた国が正しく報われる社会になるならすばらしいなぁと
。なんだかんだ言っても一日一食食べれてるし、住居もあるし、飲み
水もある。飢えて凍えて死んでいく人が多い世の中で、自分は幸せで
す。

まあお金を出したのはそんな難しく考えてではないです。(笑)微力で
もすばらしいなと思った夢への助力ができるっての、嬉しいですしね
。(^^ゞ

才谷さんのように文章を書く才能ないのでうまく表現できなくてすみ
ません。(^^;またお金に余裕があるときは少しずつで申し訳ないん
ですが振り込みます。

がんばってください。

私もがんばります。(^-^)

では失礼します。m(__)m

メッセージはここまで----------------------------------------

私はこれを読んで、本当にありがたいと思いました。なにより、この
久さんからのメッセージで私が感じたのは、納得という言葉でした。

「納得した形でお金を使う」

私にとってこれこそ、本当に大切にしたい概念なのです。納得したも
のにお金が使われるのなら、きっと人はお金を出すことを厭わないの
だと思いました。

税金にしてもそれが誰の目にもきちんと見え、何に使われているのか
がはっきり見えるのなら、税金が高くてもそれほど文句もでないはず
です。

日本の社会に山積みされている問題は、税金が高いといったそういっ
た「程度」に関する問題ではなく、何に使われているのか分からない
といった納得ができないという「方向性」の問題なのだと私は思いま
す。

ですから、例え今、日本に借金がなく、どれほど税金を安くできると
しても、根本的な解決はできないように思うのです。

いくらいくらをこういうことがしたいために使います。使っている最
中も何にいくら使ったのかをきちんと皆さんに報告します。だからそ
れに必要となるお金を国民の皆さん、社会全体のために出して下さい
、この言葉がどうして政治家は言えないのでしょうか。

私は若く、世間知らずだからわからないだけかもしれませんが、きっ
とこの国で政治家になるためには、そういうことを言わない体質にな
らなくては政治家にはなれないのでしょう。それなら、政治家になど
なりたくもない、そう思う、政治家にふさわしい識見を持った人が日
本には大勢いるような気がしてなりません。

「納得できる」

私はそれをとても大切にしてこれからも生きていこうと思います。

私は自分のやっている行いが、きっと日本の将来に役立つと信じてこ
れからもがんばっていこうと気持ちを新たにしました。

三銃士というアニメが昔やっていました。そのアニメではいつもこの
言葉が使われていたのです。

「1人はみんなのために、みんなはひとりのために」

人は一人で生きているわけではありません。足りない部分は互いに支
えあいながら、生きていける生き物なのです。私はそういった社会に
この国がなればいいなと思っています。

夢や情熱が本当に大切なものとして生きていけるような社会、それが
私の目指すところです。

こうした理念の小説出版にお金を出して下さる方を募集しています
http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/money/index.html

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■■■        小説出版のお金を直接出す
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出版のお金を出す特典

1、本に出版の資金を出してくださった方のお名前を記載します。
  
本屋さんに行って、この本、俺が作らせてあげたんだよ、私の力がな
かったら、この本ができなかったのよと本を見せながら、自慢する気
分を味わえます。(希望者のみですので、載せてほしくないという場
合は掲載いたしません)

2、オーナーの気分を味わえます。

出版の資金を出すことによって、ちょっとしたオーナーの気分を味わ
うことができます。出版がしたい?そうかなら少しだけ出してやろう
というような感じです。

3、ホームページ、メールマガジンでご紹介

その他にもホームページ、メールマガジンでお金を出して下さる方を
ご紹介します。

・お金を出して下さった方のご紹介
 http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/ko/shokai.html

・お金を出して下さった方からの温かいメッセージ
 http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/ko/komento.html


4、ビックなプレゼントがあるかも。

決して、本の資金を出すんじゃなかったと後悔させるようなことはあ
りません。小説出版後、ビックなプレゼントがあるかも!

よっしゃ、それなら、私が少しだけ出してやろうという方の申し込み
を受け付けています。たくさんのお金は要りません。それこそ、本を
1冊買う値段分の力を私に少しだけ貸していただけるとありがたいで
す。

■出資の申し込みはこちらから
http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/money/index.html

1口2,000円からになっています。申し込んでくれた方には、出版され
る小説にお名前を記載する特典があります(希望者のみ)。また、小
説の出版がなされ次第、小説をどこよりも早くお届けします。

出資してくださった方は、メールマガジンにてコメントを紹介してい
きたいと思っています。どんな気持ちでお金を出したのか、期待する
ことは何かなど、なんでもどしどしお寄せ下さい。

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■■■        個人に無理を強いて成り立つ仕組み
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『個人に無理を強いる国』

私は政治家になるための資金を稼ぐために事業を行おうと考えたが、
その事業をするために、会社を作るために、資金を稼がなくてはいけ
ないという事態に陥った。なんだこれは?というやるせない気持ちで
一杯になった。これでは、いけない。そうだ、このおかしいという気
持ちをぶつける書物を書こう、事業をするお金もないわけだし、この
本を売って手に入れた資金で事業を行おう、私はそう決心したのであ
る。

たた、この出版をするために何百万円というお金がいる。事業を始め
る資金を手に入れるために本を出版するためにも、またその出版をす
るための資金を稼がなくてはならないのであった。どこまで行っても
同じ迷路に迷い込むのだ。

これは本質的に何かがおかしいと私は思った。この国では、個人はど
こかで一度無理をしなくてはならない。出版をするにしても、事業を
するにしても、一番初めのお金を手に入れるには、銀行から命を担保
にしてお金を借りるか、何年も働いてコツコツとお金を貯めるか、ど
こかで一度個人は無理をしなくてはならない、それが日本という社会
の仕組みだと知ったのだ。

ただ、これを知った時に1番始めに思ったのは、これはすごいことだ
ということだった。この個人に無理をさせる日本の社会の仕組み は
潜在的な日本人の優秀さを示している証拠になる。日本は社会の仕組
みが古く、西欧に比べて格段に古い仕組みであるにも関わらず、彼ら
に勝つことができた。言って見ればこれは日本人は自転車に乗ってお
り、西欧人は自動車に乗っている、それにも関わらず日本人が競争に
勝ってしまったということだ。これは日本人の優秀さと運のよさを示
しており、本当に奇跡的なことである。戦後日本の発展は西欧で奇跡
と呼ばれる所以はここにある。

日本の社会の仕組みは、個人が一度どこかで無理をしないと行けない
社会=有限責任がない封建的な仕組み。反対に西欧の産業革命を生ん
だのは有限責任という仕組み。株式会社の発明。これによって今まで
は個人の枠を超えた発展は望めなかった社会がどこまでも大きなリス
クを取ることが可能になり、爆発的な発展が生み出されることになっ
た。その仕組みを持つことなく日本はこれだけの発展をもたらしたの
だからそれは日本人のすごさだと言っていいだろう。

しかし、ここに日本人の本質的弱さがある。この本質的弱さはつまり
努力と根性でどんな状況にも立ち向かうという精神的に怠惰な面があ
る事だ。つまり自転車と自動車の勝負なら可能だが、それが飛行機と
の勝負となるともはや勝ち目はないのだ。それが悲劇的な太平洋戦争
を生み出した根本的な原因だ。竹やりでは戦車には勝てない。それが
日本人には理解できないのであって、本質的に今も日本人はその発想
から抜け出ていない。

制度の不備を個人の資質で補おうとする体質から変容しなくてはなら
ないのだ。

産業革命時、大富豪や王様が有限的な資金を出した。実質的には日本
も実は戦後、大金持ちが事業の資金を出していた。ソニーなどはまさ
にそうだ。銭形平次を書いていた作家、野村胡堂から工場を建てる最
初の金を手に入れている。日本は西欧の200年ほど遅れた姿なのだ
。

つまり、それが事実だとすれば,西欧において大富豪や王様がお金を
出して事業を支援するというスタイルは廃れたように日本でもこの仕
組みはいずれ機能しなくなる。それは民主主義の社会がそうした特権
的な地位をだんだんと平準化していくからに他ならない。

そうして西欧では実権がより市民へと移行していった。日本ではお金
持ちを縛り上げ、累進課税をきつくすることによってお金持ちをなく
していった。こうなれば、日本はお金持ちが資金を提供するという仕
組みに変わる新しい仕組みを自分たちで作らなくてはならない。

西欧人が100年前に取り組んでいたことを今やらないと行けない。
それが個人からの出資=本当の意味での株式市場の整備なのである。
株式市場は博打の場ではなく、市民がお金持ちから実権を奪い、自分
たちの権利を確立した場なのだ。

だが、現在の日本では株式市場が機能していない。個人のお金は郵貯
と銀行にほとんどすべてが眠っている。そのお金は特殊法人や廃れた
大企業を延命させる資金として使われ、新しい命を創り出すためには
働いていない。現在の日本は戦後よりも古い仕組みの社会、つまり株
式会社が誕生した17世紀の社会と同じスタイルの社会なのである。
その17世紀のスタイルで、21世紀に立ち向かおうとしているのは無理
がありすぎる。どんなに日本人が優れていても、カールルイス並のス
ピードでは走れたとしても、飛行機には勝てるはずもない。

私たちは、走るという社会の仕組みから、動かすという仕組みへと進
化しなくてはならない。ここが重要な点なのだが、早く走るにはどう
すればよいかという、その発想を変えないといけない。

日本人は、現在の不況に対して、どうすればもっと早く走れるように
なるか、昔のようなスピードはどうすれば出せるのかということばか
りを議論しているように思う。走るのではなく、飛行機を飛ばし、そ
れを操るにはどうすればよいのか、そういう発想こそ重要だ。そして
、21世紀における飛行機が何か、それはもう見えているはずだ。

そう、私が再三言っている、有限責任とリスクシェアという概念も飛
行機を操るという概念の1つなのである。

私はそのことを伝えたいと思い、小説を書こうと決意したのだった。

決して、日本人が劣っているから現在の日本が不況なのではない。日
本人が怠けているから今、社会がよくないのではない。現在の日本の
停滞は日本人の持っている能力の優秀さが、間違った方向を向いてい
るだけなのである。

個人の資質を生かすために、その時代に適した社会の仕組みを作るこ
とができていないだけなのである。


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■■■          今週のお金出費報告
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━━━━━━━━━━━━━━━━━(2003/01/18〜2003/01/24)━

このメールマガジン、そしてサイト(http://www.yuzo.net/)で読者
様からクリックしていただいたお金を本を出版するためにどんな形で
使ったのか、また、何に使う予定であるのかを毎週報告します。

□先週の出費

・サーバーレンタル代金 1,240円
・ADSL回線使用料      742円

□今週出費予定
・サーバーレンタル代金 1,240円
・ADSL回線使用料      742円


■先週の収支(2003/01/18〜2003/01/24)

                       集まったお金       0円
                       かかった費用合計  1,982円
                    収支       −1,982円


■2003/01/24までの累積収支        集まったお金   17,951円
                       かかった費用合計 42,768円
                    収支      −24,817円

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【本ができるまでの物語】
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 発行元:才谷屋 http://www.yuzo.net/  発行責任者:才谷勇蔵
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