━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
週刊 才谷勇蔵 『 小説出版奮闘記 』
2003/01/21 #3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■□プロジェクト99日目□■
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ショボン↓今週の出版のお金は、17,951円のままです! ┃
┃がんばれ!次の目標は1月中に出版資金20,000円突破。 ┃
┃先週集まったお金は0円、今月あと2,049円がんばります! ┃
┃どうぞ今週も皆様の温かい声援を心からお願い申し上げます。 ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
★お金を出してくれた方 2名(今週+0名です)
★出版登山達成度 0.897%(+0.000%)
★今週のウェブ順位 −位(統計は7月以降)
才谷屋トップ http://www.yuzo.net/
メルマガ一発解除 http://www.yuzo.net/ippatsu.html
-------------------------------------------------------------
今週の出版達成予定日:2005年12月29日(木)[↓4日]
-------------------------------------------------------------
ありがとうございます。出版まであと198万2,049円になりました!
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃ ■□小説出版プロジェクトの活動に参加する□■ ┃
┃ http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/ouendan/index.html ┃
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
『今日の目次』 ・出資者からの温かいメッセージ
・有限責任とリスクシャアという概念
・今週のお金出費についての報告
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■■ 出資者からの温かいメッセージ
■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『岩井さんからメールをいただきました』
出資者第1号、岩井さんより
先週発行されたメルマガを見て正直ビックリしました。実はそんなに
深く考えないで出資をしました。そこまで感謝をされてかえってこち
らが恐縮しています、ありがとうございます。
自分ではできないこと(小設を書く等)なのでそのことが出来る人の
手伝いをして少しでもそれの気分にひたりたいとの思いです。是非共
初志(書誌・?)を貫徹して下さい、たくさんの人の賛同・支援が有
りますように、心より祈念しています。
お便り、ありがとうございました。
出版できるように精一杯がんばっていきます!
岩井さんからお便りをいただいて思ったのですが、みなさんにはこの
本のオーナーって言えば少し変ですが、そんな気分を味わってもらえ
たらなと思っています。
私 :「オーナー、今度本を出版したいのですが、」
オーナー:「そうか、じゃ、私がそのお金を出してやろう」
なーんて気分を味わってみて下さい。そこで、これから先着100名
の方には、本が出版された時に本の最後に名前を載せようと思います
。(希望者のみ)本屋さんに行って、この本、俺が作らせてあげたん
だよ、私の力がなかったら、この本ができなかったのよと本を見せな
がら、自慢する気分を味わえます。
■本の出版資金の出資はこちらから
http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/money/index.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■■ 小説出版のお金を直接出す
■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『まだまだこれから!』
先週は本の資金を出してくれる人がゼロでした。しかし、今週もがん
ばって行きます。皆さんの力をどうか貸してください。無理はせず、
そんならちょっとだけ力を貸してやろうと思って下されば、1番あり
がたいです。
よっしゃ、それなら、私が少しだけ出してやろうという方、募集して
います。たくさんのお金は要りません。それこそ、本を1冊買う値段
でありがたいです。
申し込みはこちらから
http://www.yuzo.net/fc/ad/welcome/money/index.html
1口2,000円からになっています。申し込んでくれた方には、出版され
る小説にお名前を記載する特典があります(希望者のみ)。また、小
説の出版がなされ次第、小説をどこよりも早くお届けします。
出資してくださった方は、メールマガジンにてコメントを紹介してい
きたいと思っています。どんな気持ちでお金を出したのか、期待する
ことは何かなど、なんでもどしどしお寄せ下さい。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■■ 有限責任とリスクシャアという概念
■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
『有限責任について』
株式会社の資本金の話で、随分長い間、この連載の項目を使っていま
すが、私なりに、ここ何週間か、よく考えてみているテーマなので、
暇な人はお付き合い下さい。
私なりに考えたのは、私は株式会社という仕組みが持っている1番大
きな要素を大切にしたいということだった。株式会社の1番の利点は
有限責任とリスクシェアという概念の2つです。
私が株式会社を作る自由と言っているものは、有限責任で会社を作る
権利ということだったのです。つまり、ここで私が資本金の規定にこ
だわったのは、
1000万円持っているお金持ちは株式会社を作り、有限責任で事業を興
して下さい、有限責任ですから、事業に失敗しても個人の財産はとら
れません。貧乏人は、無限責任でしか会社を起こせません、だから、
事業に失敗したら、全借金を個人が背負って下さい、財産もすべて取
り上げます。
こういうことを言うのが、日本の社会だからなのです。
その結果、日本では、事業に失敗して自殺する人が年間何万人もいる
わけです。これを聞いても、日本人は株式会社の規定1000万円の規定
のほうが大切だと考える国民なのでしょうか。同じ日本人が有限責任
がないという理由から何万人も死んでいっていることに対して日本人
は何も感じない国民なのでしょうか。
銀行が企業にお金を貸すとき、個人保証を取る、これは有限責任とい
う概念が日本で働かなくなる仕組みです。有限責任、それは近代の世
界を作り上げた、根幹となる概念です。民主主義や資本主義と同じく
らい普遍的な原理原則となる概念です。
こういった概念に対して日本人が無頓着なこと、それが私は許せない
と感じるのです。株式会社というのは、事業に失敗しても自己の財産
やそういったものを失う恐れもなく、事業を行える仕組みを作りまし
ょうと言って、16世紀頃に作り出された概念です。
チャレンジするということが重要なのは、16世紀の社会でも同じこと
でした。しかし、チャレンジというものはその性質上、とても失敗す
る可能性が高いので、そのままでは誰もチャレンジしようとしません
でした。じゃあ、例え失敗しても多額の借金を抱えたりしないですむ
仕組みを作り、社会に必要なチャレンジをできるようにする仕組みと
して作り出されたのが株式会社という仕組みなのです。
その結果、有限責任という概念の発明により、人類は飛躍的に発展し
ました。大航海時代も産業革命もすべて、この有限責任という概念か
ら生み出されたものなのです。
ですから、株式会社という仕組みのその根底にある概念は有限責任と
いう概念なのです。そして、民主主義の社会においては広く平等にす
べての人にこの有限責任という概念を享受する権利が生まれながらに
して存在するのです。何人もこの概念を侵す事はできないのです。
そう考えれば、誰もが株式会社を財産の有無に関わらず設立する権利
があるのです。それを1000万円という規定で縛るということは、
あいつは1000万円持ってないから、選挙権はなしにしようと言っ
ているのとまったく同じことだと言うことを日本人に知ってもらいた
いのです。
そして、もう1つ、株式会社の重要な要素はリスクシェアという概念
です。有限責任という概念を実現するために、その責任を細かく分解
し、1人の人ではなく、たくさんの人でリスクをシャアしよう。そう
すれば、有限責任という概念を社会の中で機能させることができる、
そう考えてリスクシャアという概念が誕生しました。
近代になって、より大きなリスクも、こうしてリスクをシャアすると
いう考えのもとで細かく分解し、大きな事業が次々と成し遂げられる
ようになりました。社会がより高度により巨大化しても、そのリスク
をみんなで分散しようというリスクシャアの概念のおかげで私たちは
より豊かになっていったのです。
こうした有限責任とリスクシャアという、近代における重要な2つの
概念を担保する仕組みこそが株式会社という仕組みなのです。皆さん
は気づいていないかもしれませんが、株式会社というのは、アインシ
ュタインの相対性理論なんかよりももっとすごい、近代の一大発明な
のです。
そして、なおかつ民主主義の社会においては、この株式会社を作る権
利はすべての人に与えられた権利なのです。お金持ちの人は有限責任
もリスクシャアもありますが、貧乏人はありませんというのはあって
はならないことなのです。1000万円を持っている人はリスクをみんな
で分け合うことができ、持ってない人はそれができないというのはや
はりおかしなことでしょう。
お金持ちには選挙権がありますが、貧乏人にはありませんと言ってい
るのとまったく同じなのです。人と言うのは、根本的で当たり前のこ
とほど見逃しがちになるものです。有限責任とリスクシェア、この2
つ、皆さんはどれくらい大切なものだと考えていますか?この2つの
概念によって近代の大きな発展が生まれたと知っていましたか?
そして、最後に民主主義という観点からこの仕組みを見て欲しい。
日本では株式会社を作ろうと思えば1000万円というお金がいりま
す。これからお金を稼ぐ手段として、有限責任とリスクシャアを持っ
て事業を始めるために株式会社を作るのに、その株式会社をつくるの
にお金が要るというのだ。
そして、この資本金規定は株式会社の乱立を防ぐためにあるのだとい
う。たくさんの人が株式会社を作れば、何を信用していいかわからな
くなり、社会が混乱するという。しかし、これではお金持ちだけが株
式会社を作ることができて、お金を持っていないものは株式会社を作
ってお金儲けができないということになる。こんなおかしなルールは
ないはずだ。
もし、これをおかしいと感じることができない人がいたら、これをお
かしなことだと感じれるようになって欲しい。
貧乏人はお金を持っていないから頭が悪く、政治家を判断する能力が
ないから、彼らに政治家を選ばせるのは非常に危険で社会に混乱を招
く。だから、彼らには選挙権を与えないで、1000万円持っている
人にだけ選挙権を与えようと言っているのとまったく同じことだと気
づいて欲しいです。
私たちの国は民主主義の国であるから、誰もが自由に何の差別も受け
ることなく会社を作る権利を有している。それにもかかわらず100
0万円というハードルを設けることで選別しようとする考え方はおか
しなことである。私は重大な憲法違反だと思う。そう言うと資本金規
定がないと誰でも勝手に株式会社を作りまくるようになり社会が混乱
するから資本金規定が必要だというもっともらしいことで反論される
。
しかし、これはあまりにもおかしな考え方だ。自由に会社が作れるか
ら社会が混乱する。よって自由を規制しようというのは刃物があぶな
いから刃物を使えないようにしようと言っているのと同義である。自
由から生まれる弊害を自由を規制することによって防ぐという理論が
まかり通れば、言論の自由から弊害が生まれるから言論の自由をなく
そうというような発想にもつながりかねない。これは民主主義という
制度を否定することだ。
日本では特にこの自由を規制していることで弊害を生まないようにし
ている部分が多くある。つまり、スタートラインに立つために多くの
規制を作り、簡単にスタートできないようにする。人はスタートライ
ンに立つために、多大な努力を強いられるのである。会社を設立して
からがスタートなのに、会社を設立するために、そのスタートライン
につくために多大な労力が費やされるのだ。
そのためいつしか、この国では、スタートラインにたつということが
目的化してしまっている。大学にしてもそうだ。勉強するために大学
に行くにもかかわらず、そのためには自分で異常に勉強しなくてはな
らない。つまり、自分で勉強ができる人間しか大学には入れない。自
分で勉強できるなら大学に入る必要などないようにも思うのだが。
株式市場にしてもそうだ。上場して資金を得てより高い成長を目指す
手段としての舞台は大企業の上がりの舞台として目的化してしまって
いる。そのためにどれほどの才能を無駄にしてきていることか、いや
な勉強はしたくないが己のしたいことが明確なもの、自分のしたいこ
となら力を発揮できるもの、こうした才能はすべて葬り去られる。
この国では成功のパターンはたった1つなのである。スタートライン
にたつために、何振りかまわず努力して、スタートラインにたつ権利
を手に入れる。そして、スタートラインにつけば後は怠けていても安
泰という仕組み。この仕組みから生まれる弊害が現在の日本の社会の
問題のほとんどすべての原因なのだ。
本来は成功するための手段は問うてはならない。自由に門戸を大きく
開く。そして才能を伸ばす方法は千差萬万別に用意されなくてはなら
ない。人はそれぞれ違うのだから。そして、この門戸を大きく開くた
めに大きな役割を果たしているのが株式会社という仕組みなのである
。有限責任とリスクシャアという概念なのである。
だから、あえて言えば、日本人が株式会社設立の資本金規定がおかし
なことだと思えるようにならない限り、この国は健全な国家にはなり
えないだろう。有限責任というものが機能するということが社会にお
いてどれだけ重要な役割を果たしているのか、理解できるようになら
ない限り、決してこの国はよくならないだろう。
一時的、十年や二十年、景気がよくなり、健全な国家のように見える
時期は来るだろうが・・・。私は有限責任という概念が機能する社会
に住みたいと強く思う。リスクをみんなでシャアしながら生きていけ
るような国に住みたいと強く思う。本当にそう強く思うのだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■■ 今週のお金出費報告
■■■
━━━━━━━━━━━━━━━━━(2003/01/11〜2003/01/17)━
このメールマガジン、そしてサイト(http://www.yuzo.net/)で読者
様からクリックしていただいたお金を本を出版するためにどんな形で
使ったのか、また、何に使う予定であるのかを毎週報告します。
□先週の出費
・サーバーレンタル代金 1,240円
・ADSL回線使用料 742円
□今週出費予定
・サーバーレンタル代金 1,240円
・ADSL回線使用料 742円
■先週の収支(2003/01/11〜2003/01/17)
集まったお金 0円
かかった費用合計 1,982円
収支 −1,982円
■2003/01/17までの累積収支 集まったお金 17,951円
かかった費用合計 40,786円
収支 −22,835円
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【本ができるまでの物語】
意見・感想・質問・相談等 → ml@yuzo.net
購読登録・解除 → http://www.yuzo.net/merumaga
───────────────────────────────
発行元:才谷屋 http://www.yuzo.net/ 発行責任者:才谷勇蔵
───────────────────────────────
無断転載を禁じます。(C) saidani yuzo Copyright 2002-
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
才谷勇蔵の小説出版にお金を出す
|