|
| |
「1つだけのお願い」
私は、夢を持つということを大切に感じて下さる方に、お金を出してもらいたいです。
チャレンジするということを本当に大切なことだと感じて下さる方に、お金を出して
もらいたいです。わがままかもしれませんが、これが私のたった1つのお願いです。
日本では残念ながら、何か新しいことにチャレンジしたり、夢を持つことがあまり
大切なこととして見られません。勇気を持って新しい道を切り開くことも、情熱を
持って何かに熱中することも、信念を持って生きることも、どれも大切にはされな
いのです。
世界有数の豊かな国日本。何でも望むものがあり、手に入る豊かな国。しかし、そ
んな日本にもないものが3つあります。それが勇気であり、情熱であり、夢です。
子ども達は、大きな声で自分の夢を語ろうとはしません。大人になったら公務員に
なると言うことがかっこいいことだと思っています。このままでは、日本は公務員
で溢れかえる国になってしまいます。 私は夢を大切にしてほしい。夢を持つとい
うことがそれだけでとても価値のあることだと日本人に思ってほしい。勇気を持っ
てチャレンジすることが、何よりも大切なことだと思ってほしい。
そうでなければ、夢という花は日本に根を張ることはないでしょう。夢のない国、
チャレンジのない国にだけは日本になってほしくない。夢のない国がどうして住み
やすい国になるでしょう。チャレンジのない国がどうして活気に満ち溢れた国にな
るでしょう。
人はチャレンジするからこそ、生きている喜びをその体で感じられるのです。ただ、
どんなチャレンジャーも、自分ひとりでチャレンジできるわけではありません、
どんな夢も自分ひとりで叶えることができるわけではありません。現実的に見ても、
若いチャレンジャーには、情熱以外に他は何もないのです。お金も経験も知恵も人
脈も環境も本当に何もない。
でも彼らには、情熱がある。信念がある。勇気がある。
チャレンジする心がある。私は、だからこそ周りの人に、そのチャレンジャーのチ
ャレンジする心を応援してほしいのです。成功しそうかどうかではなく、いい悪い
ではなく、チャレンジャーのチャレンジするというその気持ち、そのものを評価して
応援してあげてほしいのです。成功するか失敗するかというようなことは、
最初の地点ではそんなこと誰にも分かりません。だからこそ、大きな夢に挑戦しよう
とする、その思い自体を評価してあげてほしいのです。とにかくやらせてやることが大切
だと思うのです。
チャレンジを応援することは、失敗を応援することです。チャレンジにお金を出すと
いうことは、失敗にお金を出すということです。成功しそうだからお金を出すというのは、
チャレンジを応援すると言うことではありません。チャレンジを応援するというのは、
チャレンジャーの情熱を応援するということです。チャレンジャーの勇気を褒め讃えると
いうことです。勇気や情熱が私は何よりも大切なものだと思うから、その思いがこの社会
で存分に力を発揮するために失敗を応援するということが何よりも重要になると思うのです。
どうかチャレンジャーに失敗する機会を与えて下さい。でっかい夢に向かって挑戦させて
あげて下さい。損得という感情は抜きにして、純粋に、チャレンジャーのチャレンジを応援
してあげてほしい。日本がそんなチャレンジャーに温かい国になることが私の一番大きな夢
です。成功する人がえらいわけではありません。チャレンジする人が偉いのです。
チャレンジはもともと失敗の可能性がとてつもなく大きいものなのです。成功しそうなこと
をするのをチャレンジとは言いません。成功するのかしないのか、その判断基準ではなく、
情熱があるのかどうか、勇気を持って新しい道を切り開こうとするのかどうか、最後までやり
遂げる信念があるのかどうか、その判断基準でチャレンジャーを図ってほしいのです。
チャレンジするということは失敗すると言うことです。本当にほとんどが失敗に終わるもの
なのです。その失敗を恐れることなく、チャレンジできる環境をチャレンジャーに与えてほ
しいのです。とにかく失敗しても良いから、今までにないような画期的なものを作れと言っ
てほしいのです。チャレンジとは冒険です。目を頼りに歩くことはできません。道なき道を
一歩ずつ自分の手で作り上げていくという作業なのです。新しい扉を開くという作業なので
す。どうか、失敗にお金が出せるような社会に日本がなってほしい。そして、失敗を恐れず
大きな夢に人が挑戦できるようになってほしい。
新しい画期的なものも結局、そうした土壌があって初めて生み出されるものです。1つの新し
いもの、チャレンジの成功は99のチャレンジの失敗によって社会に生み落とされるものなの
です。ですから、1つのチャレンジの失敗も99分の1、チャレンジの成功に貢献しているので
す。決して、決してチャレンジの失敗は無駄なんかじゃないのです。チャレンジの失敗が無
駄に終わる社会、そんな国にだけはしてはいけません。チャレンジの失敗が無駄になると言
うことは、何をやってもそれは意味のあるものにならないと言うことと同じです。
私は、こ
の国が、どこに行っても、チャレンジの失敗で溢れているようなそんな国になってほしい。
それが私の思いです。私のこの理念に賛同してくださった方に、私はお金を出してほしい。
理念に共感してくださった方にお金を出してほしい。
わがままかもしれませんが、それが私
のお願いです。この国でチャレンジするという気持ちが大切にされますように。
|
|
|
copyright © 2002 saidaniya yuzotei. All rights reserved.
|
|